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適切
□ご意見 ご要望
マンションの床下や天井裏など見えないところまで、確認ができて大変よかったと思っています。最近、欠陥マンションの特集を見るたびに不安がありましたが、今回の同行ですっかり安心いたしました。
結果的に大きな欠陥がないとの調査で安心でいたしました。
同行スタッフコメント
この建物は鉄筋コンクリート構造で、地上９階建てです。基礎と建物の間に免震積層ゴムを入れ、免震構造を採用しています。建物の形は、ほとんど整形（上から見ても横から見ても左右対称に近い）です。従い、建物の重心と剛心のズレも少ないと思われますので、免震構造と合わせ、地震の揺れに対しても安定しているでしょう。
地震というのは、地面が複雑に揺れ、建物もそれに従い揺れるのですが、建物の設計の際は、建物を上から見まして、横方向（建物の長辺方向）及び縦方向（短辺方向）に揺れた場合、２通りで壁の厚さや鉄筋の数を決めていきます。この建物の場合、長辺方向に揺れた時は、柱と梁の骨組み（ラーメンと言います。ドイツ語で骨組みの意です）、短辺方向に揺れた場合は、戸境壁である耐震壁が抵抗します。極めて一般的な構法によるものです。
この建物の４階部分の耐震壁の厚さは２００ｍｍとなっています。これも標準的な厚さです。耐震性に関しまして、いろいろな点で工夫がなされている建物です。全体的な耐震性能も問題ないでしょう。
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